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歩容(AIによる骨格推定)

歩容の異同識別の利点

1.人物を特徴づける一つの側面

身体、着衣とは別の側面から比較できます。特に、年齢、職業、後遺症、格闘技の経験等により明瞭な特徴が現れる場合も少なくないので、他の異同識別と併用することで、異同識別の確度を上げることができます。

2.小さい画像でも対応できる

全身の輪郭が写っていれば、歩容特徴を捉えることができるので、顔の鑑定に比べて、より低い解像度でも対応可能です。

3.画角耐性が強い

顔の場合は真後ろだと対応不可能ですが、歩容は、比較対照する画角が似ていればどの画角でも比較対照できます。また、画角が異なっていても、基準画角(正面観と側面観)に変換して検証できる場合も多いので、自由度は高いです。

4.変装に左右されない

マスク、サングラス、キャップ帽を着用すれば顔の異同識別精度は極端に低下しますが、歩容はほとんど影響を受けません。依って、顔や身体に歩容を併用して人物の認識精度を高めることが有力です。